前編の振り返り 〜重要キーワード〜
- どういう人が物流コンサルタントなの？
- ロジカイギメンバーは、次世代物流コンサルタント
- 物流コンサルタントにもパターンは2つ
- 独立した物流コンサルタントになるために必要な3つのこと
- これまでの職歴を掛け算
- 最初から物流コンサルタントになろうと思っていなかった
- 今求められている「物流コンサルタント」はまだまだ少ない
後編の内容 〜重要キーワード〜
ロジカイギメンバーの現役コンサルタント一人一人から
今後「物流コンサルタント」を目指す人
物流に限らず「コンサルタント」を目指す人へ
メッセージをお届けします。
大切なキーワードは、6つ
- これだけやればいいというものがない
- プロフェッショナルより、マルチタスク
- 気概
- 広く浅くが、広く深くになる瞬間
- 先生じゃない
- 人間味
株式会社リンクス 小橋氏から
何が正解かわからない今の世の中
「これだけやればいいというものがない」
ただひとつ言えるのは
「プロフェッショナルより、マルチタスク」であることが大事。
昔は、ひとつのことを極めているプロフェッショナルが重宝されていた。
けれど、今はいろいろな部署と連携を取って業務を進める必要がある。
それだけ、ビジネスが複雑になっている。
だからこそ、いろいろな職種を少しずつ
でも、それなりに経験していることが活きてくる。
それらの経験は重ならないようでいて、実は重なってくる。
そして、自分に合っているものを見つけていく。
小橋氏のメッセージにちょい足し
伊藤氏
コンサルタントになってからもそうだと思う。
「自分のできる仕事ばかり受けていても成長しない。」
だから、面白そうなことや、チャレンジしてみようと思う仕事に挑戦する。
今の世の中、ノウハウなんて3年5年でなくなっていくように思う。
トランスフィード株式会社 長井氏から
コールセンターや物流センターの管理者を任されていたけれど…
若い頃は、自分に足りないものへの不安が大きかった。
だから、他人が面倒に思うようなことに積極的に取り組んでいた。
「気概」のようなものがあった。
これがいいか悪いか、向き不向きもあると思う。
けれど、それが自身の経験になるという根拠があった。
中には、長く続かないと思うようなものもあった。
ずっと続けようとは思わず、とにかく経験しようと考えた。
そんな20代30代のときの経験があって良かったと思う。
特に今は、学びやすい時代である。
そういったことを続けていくと、いろいろな業態の人と話したいと思うようになる。
そのために勉強をしたりすることで、勉強のサイクルも回る。
そうすると、「広く浅くが、広く深くになる瞬間」が出てくる。
その中で自分の得意なこと、興味を持てるものを見つけていくことも重要。
こういう人は、物流コンサルタントに限らず
コンサルタントという仕事に向いていると思う。
株式会社トークロア 伊藤氏
これからコンサルタントになる人に伝えたい。
「先生じゃない」っていう話を。
昔は、コンサルタントは「◯◯先生」と呼ばれるような感覚だった。
けれど、その感覚は絶対に捨てた方がいいと思う。
自身が気をつけていることは
「気持ちよく一緒に仕事ができる状況」
コンサルタントは、厳しく正しいことを言わないといけない
というのが根強いと思う。
でも、お互いに気持ちよく納得した中で仕事ができるのが一番。
その雰囲気作りもコンサルタントの仕事なのでは？
だから、コミュニケーションという部分も忘れないでほしい。
嫌われてしまってはできることもできない。
「人間味」を出して、コミュニケーションを取りながら…
やっていい仕事だと思う。
物流コンサルタントになるには？ 〜まとめ〜
システムや自動化も重要だけれど、人が話したりすることが多く占める仕事。
人間力とコミュニケーションが大事という話は外せない。
その上で、様々な経験や興味を持って取り組み勉強できる姿勢を活かす。
繰り返しになるけれど、この領域の物流コンサルタントはまだまだ少ない。
困っている事業者の方はたくさんいらっしゃるので、好機と言える。
この話を聞いて興味を持った方は、是非取り組んでみてください！
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