物流のことを学ぼう!

小規模店舗+ECのオムニチャネル

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現代物流に精通した三方が、今日も現代物流のバックヤードについて語ります。
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今日の議題は「小規模店舗+ECのオムニチャネル

小規模店舗を1,2店舗持っていて、ECを運営しているとする。
そういった会社がオムニチャネルを目指した場合、どうすればいいのか。

まず、実店舗を持っている時点で、シングルチャネルである。
実店舗を1,2店舗持っていて、ECを1店舗持っている時点で、マルチチャネル (複数のチャネル) である。
ではその次の、クロスチャネルとオムニチャネル、この違いは何なのか…

1人の顧客が商品を購入した際、実店舗で購入したのか、ECで購入したのかがわかるようになっている。
実店舗でECで購入した商品の履歴を確認できたり、実店舗で購入した分のポイントがEC上で反映されていたり…
店舗でもECでも顧客情報が共有されている。
そして、在庫も一元化されている。
この状態が、クロスチャネル。

では、オムニチャネルは?
クロスチャネルを絵で描くなら、人から実店舗やECに矢印が向いている状態。
オムニチャネルは、人を中心に同心円が描かれていて、そこに実店舗やECがある状態。
つまりは、シームレスであるということ。
そのシームレスであるということは、スマートフォンで体現できる。
今までは、商品の在庫を知りたい場合、実店舗に行って確認をするか、家に帰ってパソコンで商品の在庫を確認しないといけなかった。
購入する場合も、実店舗に行くか、家に帰ってパソコンか…
けれども、今はスマートフォンがあれば、時間や場所にとらわれることなく、手軽に商品の情報や在庫を確認でき、そのまま購入することもできる。
スマートフォンを使って、あまり摩擦がない状態で買い物をできる世界を実現できれば、オムニチャネル。

オムニチャネルをやる上で、ぶち当たる壁。
在庫のシームレス化。
実店舗で商品が売れたり、万引きにあって商品がなくなっても、商品はオフラインのものなので、直接システム上の在庫は増減しない。
ここが、まずシームレスではない。
在庫をちゃんと管理する…をどこまでやって、オムニチャネルを目指すべきなのか?
まさに、リアルタイムの限界こそがリアル。
ECであっても、商品をカゴに入れているけれど、まだ会計には進んでいない…という状況で、この商品は販売可能なのか、システム上どのタイミングで在庫を減らすのか…。
リアルタイム連携と言っても、今は数分おきに連携するのが限界。
本当の意味でリアルタイムの在庫数はキャッチできない。
なので、現状は「しきい値」を設けることで、その問題に対処している。
今、実際の在庫は5あるけれど、ECで売っていいのは3まで…というような感じで、安全在庫として2は残しておく。
このしきい値の設定は様々である
できる限り少なくすることを目標にしている会社もある。

そして、オムニチャネルを実際にやる場合、必ず必要なのがシステム。
システムがないと、オムニチャネルの実現はできない。
でも、ハードルが高いわけではない。
少し前は、月額利用料が十何万していたけれど、今は桁が変わって数万円で始められる。
取り組みやすい状況になっている。
ただ、手頃な価格で取り組む場合、廉価版のシステムをいくつか選び組み合わせる必要がある。
それをあまり理解せずに選択して組み合わせると、使い勝手のよくないものになる可能性があるので、プロに相談をするのがおすすめ!

結論。
小規模店舗を1,2店舗持っていて、ECを運営している会社がオムニチャネルをやるなら…
顧客情報と在庫を共有して、しきい値・安全在庫を設けて始めてみる。
やりながら適宜調整をしていき、シームレス化を目指す。
システムのことはあまり詳しくないのであれば、プロに相談した方が◎

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