物流のことを学ぼう!

KPI管理の闇

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現代物流に精通した三方が、今日も現代物流のバックヤードについて語ります。
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今日の議題は「KPI管理の闇

KPI管理という言葉をよく使う&耳にする機会が増えている。

まず、KPIとは…
「Key Performance Indicator(キー・パフォーマンス・インディケーター)」の略です。
設定した最終的な目標を達成するための、過程を計測・評価する指標のことです。

KGIとは…
「Key Goal Indicator」の略。
KPIが最終目標の達成までの過程を測るための中間的な指標であるのに対し、KGIは組織での最終的な目標そのもの(=ゴール)という意味です。

では、その闇とは???
KPIがただの数字になっていて、その数字を眺めるだけになるなど、活用できずに終わってしまうこと。
そもそも、その数字を管理できていないため、数字を求められてもすぐに出せないところが多い。
数字を出せるように、様々な数値を見える化する、そこまでの道のりも長い。
そして、数字を出せるようになっても、そこから先どう評価していいのかわからない…という状況になる。

物流で言うと…
在庫数、在庫回転率、出荷生産性、誤出荷、配送コスト…
などの目標を立てて、KPI管理をしながら目標達成していく。
ただ、物流倉庫での数値管理は会社によって差がある。
今日も出荷した、終わり、よかった!というような文化がまだあるように思う。
そこから、数値管理をできるように切り替えていく過渡期ではないか。

現状は、KPIだけが一人歩きしているようにも思う。
KPIとTOC (制約理論) を組み合わせる必要がある。
いろいろな数字を出すことで、どの数字をどう見ていいかわからなくなってしまう。
なので、まずは「今」やらないといけないことは何かを明らかにして、そこに対してKPIをどう上げていくか考える。
その問題を解決したところで、また次の問題が出てくるので、次はそれに対してKPIをどう上げていくか考える。

よくあるのが、製造寄りの見方。
この機械を入れると、1時間あたり何個できるから、1個あたりのコストがいくらで…というような、すごく細かい部分だけの数字を見てしまいがち。
KPIを上げて会社の売上をよくする…ではなく、この機械を入れると生産性が上がって、生産コスト削減!という、製造にだけ注視した見方になってしまう。
経営数字と結びついていないと、細かい数字を見て終わりになってしまう。

そして、もう一つ問題なのは、日本の会社にありがちな「縦割り」の構造。
仕入れ担当は仕入れだけ、営業担当は営業だけ、バックヤードはバックヤードだけ…
会社を横断的に見て形象的な捉え方をしないと、数字を眺めるだけで、絵に描いた餅になってしまう。
数字をどう見てどう行動に移すかのノウハウがないとも言えるので、評価しやすいわかりやすい仕組み (点数をつけるなど) を作っていく必要があるのでは?
プロに相談をして一緒に進めていくのも◎

 

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