教えて!物流会社のこと

物流倉庫365日稼働の波再び?〜中小物流もAmazon化?なぜ今?〜

物流倉庫365日稼働とは

その名の通り、物流倉庫で365日出荷対応などをすること。

Amazon、アスクル、楽天など、365日24時間運用を実施している物流会社がある。

それ以外にも、コンビニエンスストアや、百貨店などに届ける商材を扱っている物流会社が

365日稼働を取り入れている。

 

365日稼働するのが当たり前?

EC物流が始まった当初、送料無料と365日稼働はセットのように考えられていた。

その後、EC物流会社が多数出てきた際も、365日倉庫を稼働するのは当然のこととされていた。

しかし、本当に必要なのか?と疑問が出てくる。

そして、各社365日稼働ではなく、必要であれば出荷する…という状態に一旦落ち着いた。

 

また365日稼働が騒がれているワケとは

今また365日稼働が話題に上がったこと自体に、小橋氏、長井氏ともに驚いていた。

伊藤氏曰く、この背景は2つある。

1つは、モール系の物流会社、楽天、ヤフー、Amazonの存在感がより増してきた。

もう1つは、スピーディーな出荷が可能かどうかが

検索順位にも関連するというフロントの話も絡んでいる。

それらに対応せざるを得ない状況が、また365日稼働が騒がれているワケのようだ。

 

Amazonができることを全社できないといけないのか?

長井氏は、365日稼働の話を聞き、こう懸念する。

自社のいいところ、悪いところを認識し、他社との差別化ができていないまま

Amazonができることはできるようにしないと…

という考えで運用を変えていくことは怖いことではないか?

そもそものリソースの問題や、入出荷などの動きも複雑になる。

そこまで考えて実施しないと、サービスダウンしてしまう。

本当にその運用は必要か、なぜ必要なのか

改めて考えてしっかり議論してから進めてほしい。

 

365日稼働ができてしまう現状

以前は、物流倉庫側には、人件費、システムの問題から、365日稼働を拒否できる理由があった。

しかし、自動出荷の流れが出てきたことで、システムの問題は解決されている。

さほど大きな投資をせずに、クラウドの仕組みで対応できてしまう。

あとは、人の問題。

大手の配送センターだと、物流ロボットが導入されており、そもそも人の問題がなく稼働できる状況。

 

物流業者の二極化が一気に進む

大手と、大手以外の二極化だけでなく、大手以外の物流業者の中でも二極化が進むだろう。

ソフト面を導入できても次は、ハード面 (ロボット導入) での大きな投資が必要になる。

ハード面に大きな投資をすることで、倉庫業自体が装置産業化していくだろう。

その大きな投資ができるかできないかで、更なる差が生まれることになる。

そこに投資できない中小の3PL事業者はどうなるのか。

 

それぞれの立場で考える

荷主、3PL会社、物流会社、それぞれが倉庫業の背景を理解し

土日も稼働する必要があるのか、そもそも流量があるのか

議論をして考えていかないといけない問題だ。

 

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