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現代物流に精通した三方が、今日も現代物流のバックヤードについて語ります。
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今日の議題は「ウチ物流ダメなんだよね?に対する疑問」
コンサルティングしている側あるある。
業務改善をしたいと思っている、経営者のこのセリフ。
「ウチの物流はダメ…。」
「ウチは物流が弱い…。」
何がダメなんですか?と、理由を聞いても具体的な課題は出てこないことが多い。
これは一体何なのかについて話します。
ズバリ、何が「ダメ」なのか。
自社の物流における「評価基準」がないこと。
自社は物流において何を評価するのか、どうなっている状態がよくて、どうなっていると悪い状態なのか、収益面での目標は売上対物流費が○○%で…など。
評価基準がないと経営者も現場も、できているのかできていないのかを測れず、無駄にコストがかかっているように感じる。
だから、漠然と「ダメ」だと思ってしまう人が多いのではないか。
(頂点に立っているような企業と比べてしまい、自分たちはダメだと思い込んでしまう経営者も多い。)
結論。
まず経営者が、自分の物流現場をちゃんと見る。
そして、評価軸を持ち、自社は物流において何を評価するのか、どうなっている状態がよくて、どうなっていると悪い状態なのか、現場のスタッフに共有する必要がある。
そういった評価基準がないまま、収益のことだけを指摘したり、ミスが起きればそこだけを責めたりするようではいけない。
+α
ひとつの物流会社の評価が、人によって分かれるワケ。
Aという会社があるとする。
取引先によって、Aの評価は様々である。
なぜ?同じ物流倉庫なのに?
その理由は、「人」。
自動化やシステム化、ロボット…などと言われていても、まだまだこの業界は人に係る部分が大きい。
担当者との相性がすごく良いと思えると、Aはすごくいい!という評価になる。
Aでミスが発生しても、担当者の人柄でカバーされることも少なくない。