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現代物流に精通した三方が、今日も現代物流のバックヤードについて語ります。
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今日の議題は「物流センターの賃料ってどれくらい？」
関東圏の物流センターの賃料事情について話します。
一坪あたりどれくらいなのか、現在のリアルな数字です。
関東圏で、EC物流などの必要最低限の設備を兼ね備えた物流センターとなると、間違いなく2,000円台はない。
古い倉庫や、茨城・群馬・栃木あたりで、3,000円台後半がギリギリ出てくる。
しかし、条件がよくないところも多いので注意。
コンテナが停められない、高床じゃない、冷暖房がない、トイレが和式など…
古すぎる物流センターだと、人を集めることが難しくなる。
安いから…という理由だけで決めてしまうのは危険。
今は3,000円台は疑ってかかった方がいい。
16号線を超えたあたりで、4,000円台が出てきたらラッキー！
マルチテナント型の大きな倉庫だと5,000円台を覚悟しないといけない。
都内に入ると、6,000円台、7,000円台…と高くなる。
具体的な場所と賃料も…
埼玉の新三郷や神奈川の東扇島など、都内から遠い場所で4,000円台、5,000円台が出てくる。
しかし、物流倉庫街のようになっていて、送迎バスでの通勤になるような場所。
でも、そこから都内側に行くと、やはり7,000円台くらいになる。
実際に借りるのであれば…
10mをワンスパンとして、300坪くらいは必要になるだろうから…
7,000円/坪だとすると、2,100,000円くらいになる。
今なら、これくらいをまずイメージしておいてほしい。
借りる場合の注意点
・必ず見に行く！
・坪数の内訳に、共有スペースが含まれているかどうか (通路を含むかどうかなど)
・天井が高いかどうか (荷物を積み上げられるか)
・事務スペースが高く設定されているところが多いが、高いからと言って、安易に作業場を代替えの場所にしない方がいい
・冷暖房はあった方が絶対にいい
・照明が暗いところはNG
・車両が入れにくいところも要注意
・古すぎるところも要注意
・人が集まりやすい環境かチェックするべき