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現代物流に精通した三方が、今日も現代物流のバックヤードについて語ります。
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今日の議題は「物流現場での正しい返品対応」
海外に比べて、日本は返品率が格段に低いため、これまでは軽視されていた返品対応。
出荷管理や受注管理にはシステムがあっても、返品管理のスキームを組むという考えがなかった。
そもそも、購入した商品を返品しようと思っても、その手段がわかりづらくされていたり、返品に対して易しくないようなところも多かった。
しかし、新型コロナウイルスの流行によって、実店舗に買い物に来てもらえない状況になり、ECで買い物をしてもらう必要が出てきた。
実店舗を持っているところなどが、試着サービスなどと名前をつけて、返品フリー!のキャンペーンを行っている。
結果、返品率が高くなってきている。
5年前10年前なら、返品された商品を倉庫の一部に溜めておき、決算期などに一気に処理をするような方法でも、問題はないと思われていた。
けれども、返品率が高くなっている今は、そのようなやり方では問題が出てくるだろう。
返品対応をきちんと行うためには、「仕入れ・入荷・出荷・返品」をきちんと管理する必要が出てくる。
そうでないと、返品されたものの行先がわからず迷子になり、結果返品対応がスムーズに行えない。
ここ最近は、必要性を感じ、こういった考えを持って取り組むところが徐々に増えてきている。
返品された商品をどこかにただ溜めておけばOKという時期は、もう過ぎていますよ!
「仕入れ・入荷・出荷」も含めて管理することが、正しい返品対応です。