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ロジカイギは、現代物流に精通したお三方の「通販物流の雑談場」です!
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今日の議題は「2021年通販物流ニュース振り返り」です。
やはり2021年も、大前提はコロナ禍であるというところ!
以前からEC市場が拡大していたところに、巣ごもり需要でさらに拡大している。
では早速、トピック別にどうぞ!
【省人化!?〜物流ロボット化〜導入検討企業増加!】
大きめの企業からの、自動化機器の導入の相談が一気に増えた。
マテハンの中でも、段ボールを組んでくれたり、ものを運んでくれるようなものなど。
ここ数年盛り上がっていた話題ではあるが、一気に加速したという印象。
実際に導入している企業もあるが、半導体が入ってこない…という問題から時間がかかっているところもある。
マテハン機器導入の相談だけでなく、省人化のための倉庫内改善の相談も多かった。
数年前に比べ、初期投資が莫大ではなくなったとはいえ、まだまだ中小企業にはハードルが高い。
ただ、以前より敷居が低くなり、情報も入りやすくなったのも事実。
導入して成功した、失敗したというリアルな声も聞こえてくるようになっている。
またここから数年間で、中小規模のネットショップさんにとって、より身近な話題になるかもしれません!
【 各社のラストワンマイル!】
楽天と日本郵便が資本・業務提携を発表。
ギグワークスを使った独自の配送網、Amazon Flexが始まり。
(コロナ禍でUber Eatsが普及したのと同じ!)
年末にはメルロジの情報がプレスリリースされ、CtoC物流をうまく束ねた物流網を新たに作り込もうという動きが出てきた。
物流の2024年問題によって、今後ドライバーの確保が難しくなることが予想されるため、そのための動きがざわざわしている。
今後、この成果が表に出てくることもあるだろう、動向が楽しみだ。
大手の改革が目立った一年でした!
【 高速道路脇に物流拠点!】
いまだに高速道路脇などの広い敷地に空きができると、大規模物流拠点がどんどんできている。
昔なら千坪単位だった、通販物流の倉庫が、6千坪、7千坪という規模で建てられている。
来年も引き続き、何千坪から1万坪のような、倉庫の大型化の可能性は大きいだろう。
さらに、EC市場の更なる拡大により、地方への物流倉庫建設も増えている。
ただ、物流という大きな動脈の流れを大きな企業が引っ張っていき、中小企業もそこに乗っかっていける仕組みをつくっていかないと、一気に廃れていくリスクもある。
【 食品のEC物流が熱い!】
これまでは、冷凍庫を作るのにすごくお金がかかって、その他の設備も必要で大変だから…
と、みんな消極的だった。
それが、2021年かなり動いたと思う。
オープンロジさんが賞味期限の管理をシステム化したり。
ECコンサル会社の「いつも」さんが、大きめの食品系の物流倉庫を手掛けたり。
食品関連の動きが加速している。
ふるさと納税もどんどん定着してきている。
けれど、地方自治体は、物流のオペレーションも、システムもまだまだの状態。
既存の物流倉庫のノウハウが高くなっていけば、ふるさと納税に活きるかもしれない。
【 +α 2022年以降に向けて】
この自動化の波が落ち着いた1年2年後には、ネットショップさんなど荷主側にオリジナリティが求められるようになるだろう。
商品だけでなく、サービス、その過程や、物流も含めて、差別化やオリジナリティが必要になると思う。
個別対応なども増えていくだろう。
今はまだ定量化されておらず、業界全体に平均がわからないブラックボックスが多々ある。
それが明らかにされて、生産性などが見えてくると、次にできることが見えてきて、オリジナリティが生まれるのではないか。
というところに携わっていきたい!
物流はただものを届けるだけではなく、経済を動かすインフラのひとつだと思う。
その重要性に気付いてくれる人が一人でも増えれば、このロジカイギもすごく意味があるものになる!
とのことです!
是非とも、賛同してくださる方のYoutube動画高評価ならびに、チャンネル登録をお待ちしております!
2022年もロジカイギをよろしくおねがいいたします!!!
編集者K