ご覧いただきありがとうございます。
ロジカイギは、現代物流に精通したお三方の「通販物流の雑談場」です!
Youtubeの動画はこちらからご覧ください↓↓↓↓↓
今日の議題は「ギグワークと物流現場」
最近よく耳にする、ギグワーク…物流現場にはどうなんでしょうか?という話です。
物流現場の話ではありませんが、メルカリのギグワーク、メルワークについてもお話ししています!
まず、ギグワークとは…
「定期的ではない演奏会」、「一時的な」という意味を持つ「gig ギグ」
「労働・働く」という意味の「work ワーク」
を合わせた言葉。
ギグという言葉はスラングで、ライブハウスなどで単発の契約で演奏を行うミュージシャンに使われていた。
そこから、単発で仕事を受ける働き方としてギグワークの言葉が生まれた。
米国ではすでに浸透している働き方で、Uber Eatsのように隙間時間を使って働くことを指す。
日本では、Uber Eatsを始め、Amazon Flexなどをきっかけに浸透しはじめている。
物流に関係ないけれど、「メルワーク」について少しだけ
メルワークとは…
メルカリが昨年末試験提供しだしたサービス。
アプリ内でタスクを行なうことで、アプリ内で利用できるポイントを得られるもの。
「ワーク」と呼ばれるタスクを行なうことで、メルカリの検索精度などマスタ情報の改善、サービス品質の向上につながる。
友達を待つ、電車を待つ、5分10分の隙間時間を活用できるギグワーク。
隙間時間の定義が1時間2時間ではなく、5分10分になっていることにイマドキさを感じ、同時に驚きを隠せない。
飲食店や物流現場の求人も扱っている「スキマワークス」について
「スキマ時間は、スキマワークス」というキャッチコピーを掲げているサービス。
アルバイトをしたい学生などが利用している。
飲食店や物流現場などで数時間単位で単発のアルバイトができる。
ギグワークは、労働集約型の物流現場にも有効と思われる。
では、実際に物流現場で活用できるのだろうか?
物流倉庫は主要駅から離れていたり、少し遠い場所にあることが多い。
働く側の心理からすると、隙間時間にちょっと働こうという感覚で行くのは難しいかもしれない。
ただ、スキマワークスなど、ギグワークのそもそもの登録者数が増えれば、自宅から倉庫が近い!という人も増えていくだろう。
ただ、働く側の問題が解決しても、受け入れ側の体制はどうなんだろう?
単発で数時間だけ働いてもらえる環境になっているのか。
物流現場での仕事は、大手の自動車工場のように、各工程の計画が時間通りに進むことはほとんどない。
そして、多くの現場では1日の後半、夕方頃に業務の山を迎えるため、そこに人が必要である。
物流現場がそういった業務の山などをコントロールできるようになれば、隙間時間を使って働きに来てもらえるようになるだろう。
今すぐは難しいところも少なくないと思う。
ただ、今すぐにできる準備もある。
誰でもできる業務と、そうでない業務を振り分けて、誰でもできる業務をギグワークで来てくれる人に請け負ってもらえるようにすること。
繁忙期のラッピングや、事務作業などは、すぐにでもお願いできることになるのではないか?
ロジカイギでは、今後もギグワークに注視していきます!
お三方の話を聞いていて…
働き方が多様化することで、これまでの無駄が徐々に解消されるのではないか!?と思って少しワクワクしました!
編集者K