物流用語は難しい
様々な業界で様々なカタカナのビジネス用語やアルファベット数文字で構成される略称などが使われている。
(例) SEO→ Search Engine Optimization 検索エンジン最適化
例に漏れず、物流業界にも様々な専門用語が存在する。
ただ、倉庫によって使う言葉が違ったり、他の業界や他の現場の人からすると、難しいと思われてしまうことも少なくない。
なぜ難しいのか?何が難しいのだろうか?
DAS、GAS、SASとは?
アルファベット3文字かつ、音の感じも似ている用語がある。
DAS:Digital Assort System ダス
GAS:Gate Assort System ガス
SAS:Shutter Assort System サス
これらは、実は「仕分け (アソート) システム」と呼べる同じような機能のものを指している。
棚がいくつかあり、商品をスキャンで読み取り、指示数分だけ棚に入れる。
商品数の間違いや、商品の入れ間違いなどが起こりにくく、初心者でも作業しやすい。
扉がついている、サイズが大きいなど、それぞれに違いはあるものの、基本的な機能は同じである。
物流用語が難しい理由はこれだ
上述した通り、同じ機能のものにいくつも名前があり、それぞれの現場、それぞれの企業が、それぞれの用語を使ってそれを説明したりする。
大前提にこれらは同じもので、その中に数種類のブランドや商品がありますよ…とは誰も説明しない。
そのため、ある1つのブランド名や商品名=その機能のものを指す名詞だと思っている人が多い。
でも、実際にはそれに似た名前と機能のものが他にもある。
そうやって、本質をわからないまま、物流用語は難しい、ややこしいという風に感じる人が増えているのではないか?
本来、物流の仕事はシンプルであるべき。
入ってきたモノができるだけ早く正確に出ていく。
そのために、様々なことを簡素化し、効率化していくところ。
いろいろな立場の人が、使う用語を統一するなどして、専門用語を知らない人にもわかりやすく説明できれば、この「難しい・ややこしい」というイメージは払拭できる。
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