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EC物流現場のセキュリティ対策

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今日の議題は「EC物流現場のセキュリティ対策」です。

セキュリティ対策と聞くと、難しい、大そうな印象を受けるかもしれません。
でも、まずやるべきことは、実は今すぐにでもできるようなことなのです。
それ以外にも、ちょっとした工夫で取り組めるセキュリティ対策などをご紹介します。

まず、やるべきこと。
働く人のセキュリティ対策への意識を高める。
EC物流現場でのセキュリティ対策となると、一番大きな割合を占めるのが、送り状や納品書など、顧客の個人情報が記載されたもの。
これは、今後もなかなか現場から切り離せないだろう。
それを扱うということが、どういうことなのか、どういった事故の可能性があるのか、事故が起きるとどうなるのか…などを共有し、働く人にしっかり意識を持ってもらう。
毎日の作業になってしまうと、個人情報に対する意識は低下しやすい。
そうならないように、日頃から意識を徹底できるように努める。

そして、次に運用ルール。
会社として、個人情報が記載されたものをどのように扱っていくかを取り決める必要がある。
例えば、送り状や納品書など、個人情報を扱う場所を限定する。
そして、その場所に立ち入れる人間を限定する。
誤って出力した伝票や、不要になった納品書などはすぐにシュレッダーにかける。
などのルールを決めて、徹底する。

その他の工夫。
そもそもの扱う個人情報を最小限にする。
扱う量が多ければ多いほど、事故の可能性も高くなる。
根本的に扱う量を減らすことも、今なら比較的簡単に実現できる。
Amazonなどでも実施されている、納品書を同梱しないというもの。
納品書は基本的に同梱せず、必要な人はWeb上で出力したり、個別対応で送ってくれたりする。
こういったサービスも、今は手頃な料金で取り入れることができる。
自社で事故が起きなくても、誤送などで漏洩してしまう可能性もある。
納品書を同梱しないことは、紙の使用削減にもなりECOでもあるが、セキュリティの観点から見ても効果は大きいだろう。

まとめ。
個人情報の扱い方は、意識や運用ルールの準備が肝心。
まず、自社が扱っているものの中で、個人情報など…
どういったものを扱っているのかを知る。
そして、それを減らす工夫をする。
扱わないといけないものは、限られた場所に保管し、管理を徹底する。
物流会社へのヒアリングも重要。

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