通販物流の現場ノウハウ!

【改善手法】フィッシュボーンチャートの解説

問題が起きたときにどう対処するか?

物流現場で問題が起きたときに、謝罪で済ますことはありませんか?

これを機に、根本的な解決を目指しましょう。

わかりやすく、物流のプロが話します。

活字で見ていただくのも面白いと思いますが、動画でしか得られない情報もあります!

是非とも動画でもご覧ください!

 

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フィッシュボーンチャートについて

 

フィッシュボーンチャートとは

日本語では特性要因図と表される。

結果に対する原因を探る手法のひとつ。

その名の通り、魚の骨のような形状の図。

元々、製造業の現場において、問題の原因を特定し

有効な対策を講じるための手法として広く用いられてきた。

昨今は、問題を見つけるための手法として広く応用されている。

 

実際の活用法

物流現場での「在庫のズレ」を課題として

実際にどのように活用するのかを見てみる。

 

まず、明確な課題を書き出す。

今回は「在庫のズレ」

そこに向かって、大きな矢印=背骨を描く。

これを「特性の設定」と言う。

(サンプル図1)

 

次に、大骨を描いていく。

どんな要因があるのか。

4〜6個の要因を書き出す。

サンプルでは4つの要因を設定。

  • システム
  • 倉庫
  • 店舗

(サンプル図2)

 

要因の考え方は以下を参考にするのも◎

  • 4M
    • Man(作業者)
    • Machine(機械)
    • Material(材料)
    • Method(作業方法)
  • 4P
    • Product(自社の製品・サービス)
    • Price(価格)
    • Place(販売場所・提供方法)
    • Promotion(販促活動)
  • 3C
    • 市場・顧客(Customer)
    • 競合(Competitor)
    • 自社(Company)

 

ここから先は、一人でなく複数で意見を出していく。

要因ごとにその意見をまとめていく。(小骨)

(サンプル図3)

 

最終的に、どんな要因があるのかを書く。(孫骨)

この際、行動に結びつきやすい事柄にするのがポイント。

ここまでを1セットとして一気に進めるのが◎

(サンプル図4)

 

手法は豊富、まずはどんどん試してみよう

考える手法はたくさんあります。

その中でも「フィッシュボーンチャート」をおすすめした理由は

①リモートワークに向いている

 (小さな画面でもわかりやすい)

②失敗しにくい

 (リーダーが先導できるので進みやすい)

③考える手法として人に教えやすい

という点があげられるからです。

どの手法も「なぜを繰り返す」ことで課題を解決していく点は同じですが

みんなで協議しながら、進められるこの手法はおすすめです。

 

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フィッシュボーンチャートについて

 

 

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