物流KPIについて少し深掘りします!
物流KPIの基本は以前お話ししました。
もう少し詳しく、最重要指標を設定する上で必要なポイントを解説!
第一弾は、物流KPI〜QCD (クオリティー、コスト、デリバリー) のC〜コストについてです。
活字で見ていただくのも面白いと思いますが、動画でしか得られない情報もあります!
是非とも動画でもご覧ください!
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最重要指標になる可能性が一番高いC
QCDの中でも、皆さんがまず興味を持っている “C”。
コストについて解説。
コストの中にもいくつかのKPIがある。
一番大きい数字を持っているのは、スペース、配送費、人件費。
この中で見えやすいのは、スペースと配送費である。
人件費は一番見えにくい状態になっていることが多い。
コンサルタントはどこを見るのか!?
物流コンサルタントが現場を見学してまず見るところ。
それは、人の数!
人件費の部分が一番大きいからである。
人件費は、何件の出荷を何人でやっているかという生産性を見ることができる。
1日に何件の出荷を何人で行ったか。
それを、時間でバラして、1時間あたり何人で何件できたかという数字を出す。
まずはこれで十分なので、毎日取り続ける。
それによって、「今何が起きているかがわかる」というところがKPIの入り口。
ちなみに、物流コンサルタントのお三方は、現場を見学する際…
働いている人の数を見て、その地域のおおよその時給に換算して…
ざっくりと計算するそうです!
倉庫の改善はミリの改善
日々数字を取っていき、現状を把握することが、まずは重要。
倉庫の仕事自体が、積み重ねの仕事。
入荷して数十円、出荷して数十円、この積み重ねである。
1円でも切り詰めることができれば、1年で見ると大きな差が生まれる。
KPIで重要なこと
最も重要な指標を1つ見付けて、それを改善する。
それを達成できれば、また最も重要な指標を1つ見付けて…
この繰り返しがKPIである。
まずは、「人」をどう見るか、から始めましょう!