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現代物流に精通した三方が、今日も現代物流のバックヤードについて語ります。
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今日の議題は「置き配使ってる?」
終わり際に、「まだ喋りたいんだけど…。」と言わせてしまうお題。
皆さんもご存知の通り、コロナウイルス流行の影響で、かなり広まった置き配。
敷地内の玄関ドア前、ガスメーターの中など、指定した場所に荷物を置いてもらえるサービス。
在宅ワークの人が増えたものの、対面で受け取るのが不安、オンライン会議中で対応できないなどの理由から需要は増えている。
Amazonなど、ECサイト側で置き配をデフォルトにしているところ、受け取る側も置き配をデフォルトにしている人も多い。
コンビニ受け取りや、駅の宅配ロッカー受け取りなども以前からあるが、置き配の広まり方は比にならないと思う。
ただ、まだ広まったばかりのサービスなので、盗難に遭うかもしれない…という不安を抱いている人も少なくない。
(大事なものを受け取る場合は置き配以外の受け取り方法を選ぶのでは?)
(購入価格が○円以上は、デフォルトが置き配ではなく対面受け取りになるなど、EC側のサービスを柔軟にしてもらえるとより便利なのでは?)
けれども、置き配のメリットは大きい。
再配達の問題が浮上していたが、置き配のサービスを始めたことで、再配達率は一気に下がった。
置き配の利用者全体ではなく、頻繁に利用する人向けに置き配をする場所のインフラが整えるともっと広まっていくだろう。
+α
実は、これまでは法律上、家の前に荷物を置いて去ることはできなかった。
火事の原因になるという風に考えられていた。
けれども、再配達防止で「一時的に置くならOK」と法整備も後付けで進んだことで、置き配を後押ししている。
オートロック付きのマンションへの置き配を可能にするための仕組み作りも進んでいて、より一層利用者が増えている。