物流のことを学ぼう!

【物流会社のSLA】SLAとは?どうして普及しない?

物流コンサルタントがSLAの必要性について語る!

物流倉庫でSLAをしていないところはまだまだ多い。

どうして普及しないのか?

実際、SLAは必要なのか?物流のプロが、本当のところを話します!

活字で見ていただくのも面白いと思いますが、動画でしか得られない情報もあります!

是非とも動画でもご覧ください!

 

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物流倉庫SLA普及しない理由は?

 

SLAとは?

Service Level Agreementの略。

サービス品質保証制度と訳される。

提供されるサービスの内容や範囲などを明確にし

KPIによりサービスレベルの到達目標及び

到達度を数値として管理する。

顧客と3PL事業者間にて、実行する物流サービスの内容・範囲

及び、前提条件などを明確化し

サービスレベルに対する要求事項を可視化 (数値化) すること。

 

具体的な例をあげると…

物流事業者が荷主企業に対して

入荷量、出荷量の目安や、誤出荷や遅配など

数値化された基準を設けて、それを保証すること。

 

SLAの項目とは

代表的なものはこちら。

 

  • 欠品率
  • 納品精度
  • 在庫誤差率
  • 定時納品率
  • 最大出荷数
  • システム系

 

ネガティブな印象を受けてしまいがち、SLA

物流事業者側からすると、数字に縛られるというイメージや

保証という言葉により、ネガティブな印象を持つ人が多い。

荷主企業側から見ても、人によっては、その数値以上は

受け入れてもらえないのだろう…という印象を持ってしまうこともある。

実際に、ネガティブなものなのか?

 

SLAは双方に必要なもの

SLAはいい意味で、ちゃんと活用できるものである。

そもそもは、サービスレベルの基準を設けるもの。

物流事業者を縛るものでも、荷主企業に制限をかけるものでもない。

基準がないと、繁閑の差や急な対応を人力だけでなんとかする…

という、物流事業者側の負担が大きくなる。

そうなると、荷主企業側も物流コストが上がってしまう。

荷主企業側も、自社が使っている倉庫がどのくらいの量を

処理できるのか知っておく意味は大きい。

その基準は、制限するものではなく、もっとレベルをあげるために

どうしていくか、物流事業者側と荷主事業者側で考えるためのもの。

お互いのために、お互いのメリットのために、必要なもの。

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